今回のブログでは日報を書く目的や、日報によって期待できる効果について簡単にまとめてみました。
日報とは?
そもそも日報とは何でしょうか?
一般的に「日報」とは、1日の業務について取りまとめた報告書を指します。報告の形態や内容は業界によって様々です。
例えば、お客様対応や業務内容を文章で報告したり、1日の作業の進捗状況を数値で定量的に記録するなどの方法があります。
日報を書く目的
日報を書く目的は、大きく分けて以下の3つです。
- その日の業務内容、進捗状況をチームメンバーや管理者に報告すること
- 業務・タスク・案件の振り返りや整理を行うこと
- 自由に所感を記すこと(問題点・改善策・気づきなど)
日報の形式によって差異はありますが、概ねこの3つのどれかに当てはまるのではないでしょうか。
所属している会社から具体的な指示がない場合は、この3つを意識することで報告すべき内容が明確になり、日々の日報が少し書きやすくなるかもしれません。
日報の効果
日報には効果があるのでしょうか?
それぞれの目的に着目して考えてみましょう。
1.その日の業務内容、進捗状況をチームメンバーや管理者に報告する
→自身の業務(作業・案件)の進捗状況を他者や組織全体に把握してもらえる。
自分が担当する業務や案件の進捗状況を他の人や組織全体に共有することは重要です。
特に、関係が遠くなるほど情報共有が難しくなります。
日報を使って進捗状況をきちんと報告することで、上司や他のメンバーは確実に作業状況を把握することができるため、管理の難易度が下がります。
また、進捗状況につまずきがある場合は、早い段階でサポートを受けることができるため、効率的な業務遂行につながります。
2.業務・タスク・案件の振り返りや整理を行う
→自身の業務について振り返り、整理することで、改善点や課題、問題点がみえてくる
日々の業務をただこなしているだけでは、なかなか改善点や課題、問題点に気づくことは難しいものです。
しかし、定期的に業務について振り返り、整理することで、より客観的に自身の業務について捉え、改善や課題解決のためのアクションを打つことができます。
3.自由に所感を記す(問題点・改善策・気づきなど)
→自由に所感を記すことで、自身の気づきや考え方を整理し、自己成長につながる。
日報は自由に所感を記すことができる場合が多いです。自分自身が業務に取り組む上で、気づいたことや考えたこと、改善したい点などを自由に記すことで、自己成長に繋がります。
まとめ
以上のように、日報を書くことで、自身の業務の進捗状況を共有することができるだけでなく、改善や課題解決、自己成長にもつながることがわかります。
しかし、ただ書くだけでは効果はありません。日々の業務に対する意識を高め、自分自身の成長につなげるために、目的や効果を意識して日報を書くことが大切です。