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日報管理のデータをプロジェクト収支管理へ活用しよう

目標達成に向けた原価把握の必要性

プロジェクト収支管理では、プロジェクトごとの原価を適切なタイミングで把握することが重要です。仕掛中のプロジェクトの収支が完了時まで把握できないと、収支管理の精度が低下します。収支管理を行うためには、目標、受注額、原価の3つの要素を確実に把握する必要があります。

『目標』

プロジェクトでは利益目標が設定されます。作業工数、外注費、交通費、仕入などの予測を行い、ビジネスの成立を確認し、PMOの承認を得て体制を整えます。

『受注額』

顧客要件に基づいて見積書を作成し、労務費、外注費、交通費、仕入などを積算します。見積条件に合意し受注することでプロジェクトが開始されます。

『原価』

プロジェクトでは労務費、外注費、交通費、仕入などの様々な原価が発生します。原価推移を把握し、品質・費用・納期を担保・コントロールすることがプロジェクトの成功につながります。

プロジェクト収支管理は、目標達成に向けた重要な要素であり、原価の把握と管理が鍵となります。適切な収支管理によってプロジェクトの成功を実現しましょう。

リアルタイムな原価管理と収支把握

プロジェクトの状況をリアルタイムに把握できないと、異常プロジェクトの検知が遅れ、赤字プロジェクトに発展する可能性があります。また、管理職が収支を把握するために月次の集計業務に多くの時間を費やすことや、現場が日々の実績を登録できないという問題も生じます。

プロジェクトの成功には、日々のプロジェクトメンバーの原価をリアルタイムに管理し、集計することが重要です。これにより、原価を抑えつつ利益を最大化することが可能となります。

リアルタイムな原価管理と収支把握によって、以下の利点が得られます。

1.異常プロジェクトや赤字プロジェクトを早期に検知し、適切な対策を講じることができる。
2.管理職の集計業務にかかる時間を削減し、より戦略的な意思決定に注力できる。
3.プロジェクトメンバーが日々の実績を正確に登録しやすくなり、情報の透明性が向上する。

プロジェクトの成功は、リアルタイムな原価管理と収支把握によって実現されます。効果的なプロジェクトマネジメントを行い、プロジェクトの利益を最大化しましょう。

Excelでのプロジェクト収支管理のデメリット

Excelは導入費用がかからず手軽に利用できるため、多くの企業でプロジェクト収支管理に利用されています。しかし、以下のデメリットも存在します。

1.処理速度の低下: データ量や複雑な関数が増えるとExcelの処理速度が遅くなります。特に大量のデータを処理する場合や複雑な計算を行う場合に影響が現れます。処理速度の低下により作業効率が低下し、作業者の工数が増える可能性があります。また、ファイルサイズが大きくなるとファイルの破損リスクも高まります。
2.リアルタイムな共有の制約: Excelはアウトプット用のツールとして主に活用されるため、複数の人が同時にデータベース的に利用する場合には共有が制約されます。データ量や関与する人数が増えると排他的な編集が困難になり、データの整合性や最新情報の共有が難しくなる場合があります。

Excelを使用する場合でも、上記のデメリットに対処するために注意が必要です。データ量や処理速度に応じて最適な設計や管理方法を検討し、プロジェクト収支管理の効率化を図りましょう。また、リアルタイムな共有や協力作業が重要な場合には、他のツールやシステムの導入を検討することも有益です。

プロジェクト収支管理を楽に実現するための『Power-Report』のご紹介

プロジェクト収支管理は効率的かつ適正な管理のために欠かせません。そのためには、プロジェクトに関する業務を一括管理できるツールが必要です。そこでご紹介するのは、IT・Web系プロジェクトチームに最適な「クラウド日報管理システム」、『Power-Report』です。

『Power-Report』は、「業務内容」「作業時間」「原価・粗利」を見える化し、情報共有と原価管理の課題を解決します。プロジェクト収支管理を楽に実現するための特徴もあります。例えば、案件ごとの稼働工数を自動集計し、基本単価と掛けて原価を算出します。さらに、プロジェクト収支改善の気づきを与えてくれるため、「赤字プロジェクトを未然に防ぐ」ことが可能です。

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