1.オープンソースソフトウェア（OSS）とは？
オープンソースソフトウェア（OSS）とは、ソフトウェアやコンピュータ関連技術の開発において、ソースコードを誰でも自由に改良や改善できるライセンス形態を指します。
有名なものだと、
・WordPress（コンテンツ管理システム）
・EC-Cube（通販サイト用のコンテンツ管理システム）
などがあります。
2.オープンソースソフトウェア（OSS）のメリット・特徴
オープンソースソフトウェアは、ソースコードやドキュメントが共有されているという特徴から、下記のメリットが挙げられます。
☆本当に欲しい機能を搭載させることができる
多くの人が参画し、要望から実装までが早くなるため、機能の追加や拡充が早いことが特徴です。
例えば、「多すぎる機能で使いこなせない」「特殊な業務のため、必要な機能が搭載されていない」などの問題が起きたことはありませんか？
しかしながら、カスタマイズが得意なオープンソースソフトウェアなら、本当に欲しい機能を搭載させることが出来ます。
☆バグやセキュリティホールの検出が容易であり、修正までが早い
多くの人が参画し、多角的に評価されるため、不具合の修正までが早くなります。
3.オープンソースソフトウェア（OSS）のデメリット
☆責任・主管がないため、使用は自己責任である
オープンソースでは、使用する側に責任があるため自己責任になります。
☆構造が公開されているため、セキュリティとしては脆弱
4.オープンソースソフトウェア（OSS）を活かしたソフトウェアの例
・もっともシンプルなチャットツール「Mattermost」
Mattermostは、オープンソースのビジネス用チャットプラットフォームであり、Slackと同様の機能を提供します。
MattermostとSlackの主な違いは、Mattermostがオープンソースである点です。
この点が、企業や個人が自由にMattermostをカスタマイズしたり、セキュリティ上の懸念がある場合でも自分で対策を施すことができるという点で、大きなメリットとなります。
Mattermostの製品について詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください。
「Mattermost」 https://saasbank.jp/ranking/mattermost/
・顧客情報を統合的に管理する「F-RevoCRM」
「F-RevoCRM」は、お客様とのweb接点や営業接点、サポート接点もすべて管理します。
・オープンソースのためライセンス料金が発生せず、自由にカスタマイズが行える
・クラウド、オンプレミス環境など、どちらの運用環境にも依存しない
という点がメリットとなります。
F-RevoCRMの製品について詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください。
「F-RevoCRM」 https://saasbank.jp/ranking/f-revocrm/
5.まとめ
このように、OSSでは、本当に欲しい機能を搭載させるカスタマイズ機能が優れていることが分かりました。
オープンソースソフトウェア（OSS）について、質問などがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
