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国産クラウドは、3大クラウドに次いで利用者数が増えており、政府も「ガバメントクラウド」にて、国産クラウドの利用を推奨しています。※3大クラウド AWS・GCP・Azure
最近では、さくらインターネットの「さくらのクラウド」が初の日本企業として、条件付きでガバメントクラウドに認定されました。
クラウド移行を検討している方は、社内にIT専門部署がなく、サーバーの運用ができるか不安な面もあるかもしれません。
また、外資系クラウドを選ぶ場合も、為替の影響を受けるため予算が立てづらいなどお困りではありませんか?
国産クラウドであれば、為替による価格の影響を受けることなく、一定の利用料で管理ができます。導入後の運用についても、国内に窓口のカスタマーサポートを受けることができます。
今回の記事では、国産クラウドの特徴やメリットをより詳しく解説いたします。
政府が国産クラウドを後押ししている
日本政府の共通クラウド基盤「ガバメントクラウド」では、これまで外資系クラウドしか採択されてきませんでした。しかしながら、デジタル庁が選定基準を改め、国産クラウドでも参入しやすくする方針を示しました。
利用にあたって、原則として「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度」(ISMAP)のクラウドサービスリストからクラウドサービスを選択することとなりました。
最近では、さくらインターネットの「さくらのクラウド」が初の日本企業として、条件付きでガバメントクラウドに認定されました。
>ISMAP. “「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度」ISMAPクラウドサービスリスト”.
>さくらインターネット. “さくらインターネット、ガバメントクラウドサービス提供事業者に選定”.
国産クラウドを利用するユーザーが増えている
日本国内では、国産クラウドを利用するユーザーが増えており、Qiita Inc.が調査した「エンジニア白書2022」によると、「勤務先で導入しているサーバ」は、3大ガバメントクラウドに次いで、国産パブリッククラウドの「さくらのクラウド」がランクインしています。
>Qiita Inc. “エンジニア白書2022”.
国産クラウドを選ぶ理由・メリットとは?
1.国内のカスタマーサポートを受けられる
外資系クラウドは日本語のサポートやマニュアルが用意していないこともあります。国産クラウドであれば、国内に窓口があり、迅速にカスタマーサポートを受けることができます。
2.為替に影響されず、予測可能な価格で導入ができる
外資系クラウドは為替の影響を受けるため、予想以上に高額な請求がなされる場合があります。一方で、国産クラウドであれば、一定の利用料で管理ができます。
3.国内にデータを置けるため、セキュリティ面で安心できる
日本と海外では法律が異なります。日本国内の法律が適用されている国内データセンターのものを選ぶとセキュリティ面で安全です。堅ろうなセキュリティを有したい方は、国産クラウドを選ぶのが良いのではないでしょうか。
まとめ
国産クラウドは、価格の予測がしやすく、セキュリティ面で安心して運用ができます。
運用していくにあたり、国産クラウドの恩恵を受けて運用できると良いですね。
ビジネス規模や成長にフィットする、国産クラウド「さくらのクラウド」
さくらのクラウドは、国産クラウドの中で最も利用率が高い、純国産パブリッククラウドです。
政府機関からガバメントクラウドに選ばれるサービスを目指しており、ISMAPにも登録されています。
価格の面でも優れており、例えば、外資系クラウドのAWSなどは、従量課金制でいつの間にか金額が膨れ上がることがありますが、さくらのクラウドはデータ転送量による従量課金がないため、コスト算出が容易で想定外の出費となることがありません。
さくらインターネットについては、こちらの記事をご覧ください。
「日本のクラウドは、さくらインターネット」(NEXTシステムズHPに遷移します。)
https://www.next-jp.net/company/sakura/
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▼「さくらのクラウドを利用したクローズドSNS導入のススメ」
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