はじまして!
福岡情報ビジネスセンターの営業の田口です。
今回Boxについてのウェビナーを行いましたのでブログでもBoxについて執筆させていただきます。
サイバー攻撃現状
近年、サイバーセキュリティの重要性はますます高まっています。
2021年において、サイバー攻撃に関連した通信数は過去数年間と比較して急増しています。
これは大規模サイバー攻撃観測網(NICTER)によって明らかにされています。
NICTERが観測した攻撃関連通信の内容は、IoT機器を狙った通信やWindowsを標的とした通信
ポートへの通信などが含まれており、攻撃者は攻撃対象を多様化させ
さまざまなセキュリティ脆弱性を標的にしていると考えられます。
これにより、ランサムウェアによる被害も増加傾向にあります。
特に、二重恐喝と呼ばれる手法が増加し、最新の手法として「ノーウェアランサム」も確認されています。
また、感染経路としてVPN機器やリモートデスクトップを悪用するケースが多く見られ
テレワークなどに利用される機器の脆弱性や弱い認証情報を悪用した侵入が大半を占めています。
Box のご紹介 ~ファイルサーバーとの違い~
前述の通り、セキュリティ対策は極めて重要です。
そこで、今回はセキュリティが強化された企業向けオンラインストレージであるBoxに焦点を当て、その特長を紹介します。
ただし、オンラインストレージに不慣れな方もいると考えますので、オンラインストレージとファイルサーバーの相違点についても簡単に説明します。
ファイルサーバーとオンラインストレージの違い
①【ファイルサーバー】
企業の内部コンピューターが接続するネットワーク上のデータ保存領域は、通常、オフィス内で活用されます。
外部からファイルサーバーにアクセスする場合は、VPNなどを利用する必要があります。
②【オンラインストレージ】
データがクラウドに保存され、インターネットを通じてアクセス可能な場合、どこからでもファイルにアクセスできます。
つまり、ファイルサーバーは特定のネットワーク内に閉じられ、オンラインストレージはどこからでもアクセス可能で
外出先や異なるデバイスからもファイルにアクセスできます。
最近のランサムウェアの被害件数が増加しており、VPNが攻撃の対象となることから
ファイルサーバーが必ずしも安全であるとは言い切れません。
一方で、オンラインストレージも選択する際にはしっかりとしたセキュリティ対策が必要です。
そこで、Boxのセキュリティについて詳細に説明していきます。
Box のセキュリティ事情
Boxはセキュリティに非常に重点を置いており、現時点で情報漏洩などの被害は報告されていません。
ただし、不安を感じることも理解できます。
そこで、今回はBoxのセキュリティがなぜ信頼性が高いのか、その根拠について紹介いたします。
【根拠】
Boxは世界中で約10万の組織に採用され、その信頼性とセキュリティは多くの企業に認められています。
特に、Fortune 500企業の68%がBoxを導入し、日本では15,700社以上が活用しています。
Boxは多くのセキュリティ認証を取得し、データの保護とセキュリティに厳格な基準を遵守しています。
そのため、米政府機関でも利用され、重要な情報を安全に保護しています。
また、Boxのデータセンターでは毎秒約55,000のデータがアップロードされ、24時間365日という高い稼働率を実現しています。
米政府機関にも使われているって、すごいですよね!
でも Box はセキュリティだけではありません。ものすごく使いやすいです。
Box はセキュリティだけじゃない?
今回はセキュリティを主に話しましたがBox はアクセス面でもかなり優れているので
今回は特長を4つ簡単に紹介していきます。
【特長1】社内外のコンテンツ共有が容易
【マルチデバイスに対応】
マルチデバイスに適した
スマートフォン、タブレット、パソコンなど、様々なデバイスからコンテンツにアクセスが可能です。
これにより、Wi-Fiが利用できれば、従業員はオフィス内でも外出先でも業務にアクセスでき、生産性を向上させることができます。
【全員がコンテンツを共有・共同編集できるプラットフォーム】
複数のユーザーが同時にファイルを開いて編集でき、オンライン上でファイルを
ダウンロードすることなく編集することもできます。
【大容量のファイルも手軽に共有】
メールの添付ファイルの容量制限に心を煩わせず、代わりにURLを共有するだけで他のユーザーにアクセス権を付与できます。
大容量なデータやメディアファイルを効率的に送受信でき、ビジネスプロセスの効率向上に寄与します。
【特長2】アクセス制限やログの管理が可能
・7つのステップでアクセスを制限
データの共有を非常に詳細に管理し、誰がどの程度のアクセス権を有するかを調整できます。
これは情報漏洩を防ぐための重要な対策となります。
・70の異なるログの管理
ファイルへのアクセス履歴やアクションが詳細に把握できます。
ログ情報をモニターすることで、セキュリティの向上やコンプライアンスの遵守が容易になります。
【特長3】無制限のストレージ容量
・容量制限のないストレージ
BoxはBusiness Starterプラン以外のすべてのプランでストレージ容量に上限を設けておらず
ユーザーは大量のデータをアップロードして保存することができます。
・高度なファイル検索機能
大量のデータも検索キーワードによって書類内のワードを抽出できます。
また、ファイルの種類や更新日を調査でき、ファイルを見つける手間を減らし、効率的なデータ管理が可能です。
【特長4】API 連携で他システムと連携
Boxは他のクラウドサービスとスムーズに連携できます。
Office 365、Google Suite、Salesforceなど、1000以上の先進的ソフトウェアプロバイダがBoxに統合されています。
これにより、従業員は馴染みのあるアプリを引き続き使用でき
同時にコンテンツの保存場所を一元管理し、安全に管理できます。
今回はこれらの4つの特徴を中心に紹介しました。
Boxはセキュリティだけでなく、データを一元管理し、使いやすさも追求しているため、多くの企業に選ばれています。
オンラインストレージは DX の一歩にもなります
今回のブログでは、セキュリティとBoxに焦点を当てました。
読者の皆様に少しでも有益な情報を提供できれば幸いです。
また、現在のITの進展は非常に迅速であり
セキュリティに重点を置きながらもデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組む必要があります。
DXに関する情報はさまざまありますが、私はクラウドオンラインストレージへの移行がDXの一環となる重要な一歩だと考えています。
その中で、ぜひBoxを検討してみてはいかがでしょうか?
以上、田口のブログでした。
・容量無制限
・最高クラスのセキュリティ
・共有フォルダの作成
・大容量データもURLリンクで共有可能
Boxは社内外の情報共有と業務プロセスに関するあらゆるコンテンツを、
一箇所に集約して管理、保護、共有、制御することができます。
そのため、許可された人なら誰でも簡単に会議に関する情報を共有・取得ができます。